土地資産家の為の貸宅地(底地借地)権利調整マニュアル
「考え方、解決法からコンサルティング事例まで」
 
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3.流動性から見た貸宅地の問題と対応策
(1)底地の売却
(2)借地権の買戻し
(3)底地と借地権の共同売却
(4)底地と借地権の等価交換
通常、底地を売却する場合、その土地を利用している借地人に売却することが前提となります。それは、利用している借地人が最もその土地を必要としていることに加え、所有権になることにより資産価値が増すこと、また、地代の支払いや更新料、地主との人間関係などを考慮すると、いつかは自分の土地にしたいという願望が非常に強いということが大きな理由です。したがって地主の土地売却の申し出に対し、資力的な問題がなければ、多くの借地人は購入しているのが現状です。

借地人に底地を売却する場合の金額は、相対取引ですので特に定めはありませんが、想定公示価格(路線価÷0.8)または想定時価に対して3割〜5割程度(相続税路線価を基準として、その前後)が最も一般的です。
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土地資産家の為の貸宅地(底地借地)権利調整マニュアル
「考え方、解決法からコンサルティング事例まで」



1時間目 底地、借地問題の顕在化と権利調整のタイミング

2時間目 収益性から見た貸宅地の問題と対応策
      1.地代の傾向
      2.地代の見直しポイント   
      3.更新料の問題    

3時間目 流動性から見た貸宅地の問題と対応策
      1.底地の売却  
      2.借地権の買戻し  
      3.底地、借地の共同売却
      4.底地、借地の等価交換

4時間目 その他の問題と対応策
      1.物納制度の活用とその準備
      2.共有の場合の対応策    
      3.全体像の把握と対策の考え方

5時間目 まとめ